ーぬいぐるみ制作の仕事ってどんな感じ?
私は主に、ぬいぐるみに使われる生地の印刷や加工を担当しています。実際にぬいぐるみを“作る”という感覚とは少し違って、型紙をもとに印刷し、それが立体になる前の“準備段階”を担っているような仕事です。型紙に沿って生地を整える工程は、表に出ることは少なくても、ものづくりの土台としてとても重要だと感じています。
ーぬいぐるみ制作の仕事の面白さや、やりがいは何?
ぬいぐるみ本体だけでなく、関連グッズの生地づくりも担当していて、バリエーションがある分、いろんな発見があります。初めてのものに挑戦すると失敗もありますが、試行錯誤の末にうまくいったときの達成感は大きいです。また、生地の時点で「きれいに仕上がった」と感じられる瞬間は、とても気持ちがいいです。機械を扱う技術も必要なので、そうしたスキルが少しずつ身についていくのも、この仕事のやりがいです。イレギュラーな対応がうまくいったときは、自信にもつながります。