皆さん、こんにちは。
先日瀬戸内寂聴さんが99歳でお亡くなりになりましたね。
さみしいですが100歳の手前で生涯を閉じたい。とおっしゃっていたそうです。
私の母も亡くなって間もなく5年になります。
いつかは自分の親が亡くなる事を頭では理解出来ていても
実際に遭遇すると全く冷静でいられなく、いまだに
あんな話、こんな話も今ならゆっくり話せたのにと切なくなります。
母はいつも私にもう帰るの?まだええやん。との言葉を肩越しに聞き
我が家へ帰ってました。
今なら時間が取れるのに、そのころは忙しく働いていて
とは言い訳です。
時間なんて何とでもなったはず。と今ならおもえます。
母に話したい事がたくさんあります。でも、もう返事はありません。
後悔しても戻れないので、現在まだ健在な父とは
沢山話をしています。
父は間もなく93歳。6年前に母とお揃いの携帯を買ってあげ
メールのやり方を教えてあげました。
耳が遠くなって来ている父とのメールのやり取りはとても貴重。
父といろんな話をします。後悔しないために、有難うも
沢山つたえています。
父からは逆に小さいころ厳しく時に手を挙げてしまったことなど
詫びられます。尊敬している父に詫びさす事が申訳なく悲しくなりますが
それは父が伝えておきたい事だったのかもしれません。
ことばに出すことはとても尊いことだと寂聴さんの死で改めてかんじました。
合掌。
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はせがわ