自動録画されていた番組を何となく見ていると、お母さんのためのバレエ教室を開いてらっしゃる方が紹介されていました。その方は、プロをめざしてらっしゃったのですが、出産を期にバレエ辞められたそうです。ですが、やりたいことをがまんして、子育てを続けるより、やりたいことをして、笑っていたい『オカンが笑えば皆笑う』=『世界平和』をモットーにご近所のオカンを集めてとても楽しそうに踊ってらっしゃいました。
この活動って少し前まではなかなか受け入れられなかったのではないでしょうか?私もその一人です。昭和に生まれ昭和育ちの両親に育てられ、サザエさんを見ていた世代です。お母さんは家事と育児だけするのが当たり前で習い事なんて贅沢なことと思いこんでいました。
実際私は、独身のころから、バレエを続け、子供が出来たら辞めるんだろうなと何となく思っていましたが、結局辞められず、しばらくは罪悪感を感じながらバレエを続けていました。その結果、うつになり、自分を攻めていた時期がありました。
しかし、今は違います。多くの人が応援してくれます。普段はきつい育児が続いてイライラしてもレッスンが終わればスッキリしています。まさしく『オカンが笑えば皆笑う』!!もしバレエを辞めていたら、ただただ育児ノイローゼに苦しむ日々が続き笑顔の無い家庭になっていたでしょう。
私たちは、これまでの、女が家事育児をする文化を変えないといけない大きな変換期に立っていると思います。私もその一人として、女も男も分け隔てなく家事、育児、仕事、趣味が出来る文化を完成させ、子供たちに引き継いでいきたいと思います。
=オカンだってぬいぐるみでが大好き ぬいぐるみ製作はGSクラフトまで=
大石