比叡山延暦寺、居士林の修行研修へ行ってまいりました。
修行なので、さまざまな制限、ルールを与えられます。
時間はきっちり守る。速やかに行動する。食事の時はむやみに音を立てない。お風呂は10分。朝5時起床後の座禅と運動など、、、
与えられたルールですが、ひたすら自分との闘いです。いかに普段贅沢な生活をしているのかというのを思い知らされました。
食事もお肉・お魚はないお野菜メインなのですが、ものすごくおいしく感じました。食べ終わったあとは、出されたお茶で食器を洗って最後の一滴まで飲み干すこと。作った人にも大きな声で感謝をすること。
電気をつけたら最後の人は必ず消すこと。トイレなど、まだいるかどうかわからなければ「消しますね」などと声掛けをして確認をしあうこと。
制限、ルールとはいうものの、これは普段から出来て当たり前のことで、近年の便利な生活や希薄になっていくコミュニケーションの中でいかに時間、物事、食べ物を大切にできているのか。周囲を気遣うことができるか。このようなことを、忘れずに日々過ごさなければ、と思いました。
当たり前の生活に感謝し、出来て当たり前のことを再認識しなければいけませんね。
大変良い経験をさせていただきました。
◆高◆