少し言葉が遅くなりましたが、11日で東日本大震災から1年が経ちましたね。
復興は進んでいるように見えますが、未だ処理が進まない瓦礫の問題や、除染、経済の立て直し、雇用の確保、複雑な問題は積み重なっております。
一日も早い復興をお祈り申し上げますとともに、被災された方々、現在も尚避難生活をされておられる方々に心よりお見舞い申し上げます。
あの日私は滋賀県で大学の卒業式に参加しておりました。
先生が最後の言葉としてこれからの就職や作家活動について話されている最中…ゆっくりと大きく横に揺れて、ざわつきはじめたところ、「東北で震度7」「津波が来てる」という言葉が聞こえ血の気が引きました。
福島県の南相馬市に友人がいて、まさかと思いかなり動揺していました。
幸いその友人はその日通院で仙台にいて無事だったのですが、凄く怖い思いをしたようで、現実のことだと思えない様子でした。
月並みですが、震災の記憶を風化させてはならないと思います。
前向きな復興の為に、この震災によって得られた教訓を活かし、自然災害への心構えはもちろん、近所の人や周りの人へ普段から声を掛け合い、人と人との繋がりを大切にする意識も必要であると思います。
何気なく過ごせている日々の幸せを感じ、当たり前のことに感謝して生きて行けたらと思います。
◆高◆